先発医薬品と後発医薬品の違い~浜松町第一クリニック上野院

ジェネリックの基本知識と特徴について~浜松町第一クリニック上野院~

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バイアグラジェネリックについて ~ジェネリックの基礎知識~

バイアグラジェネリックについて ~ジェネリックの基礎知識~

バイアグラジェネリックとは、バイアグラと同じ効果・効能を持つ後発医薬品のことをいいます。
後発医薬品とは、特許が切れた先発医薬品を他の製造元が、共有の権利となった製法や有効成分を元に開発されたものです。

※ なお国内では、東和薬品やキッセイ薬品工業などの製薬メーカーがバイアグラジェネリック医薬品を発売開始しています。
当院での処方開始日は2014年5月27日(火)です。商品名はシルデナフィル OD 錠 50mgVI「トーワ」でコーヒー風味とレモン風味の2種類がございます。
また2014年11月17日(月)より、キッセイ薬品工業からシルデナフィル錠 50mg VI「キッセイ」として発売を開始しております。

「ジェネリック(後発医薬品)」とは

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、開発元の特許期限が切れた際に他のメーカーが追随して、開発をする先発医薬品と同じ効能を持ったお薬です。
一般的に先発医薬品よりも新薬の開発コストがかからないため、市場価格も先発医薬品のものと比べると2~7割程度の価格で流通します。

※ 平均すると先発医薬品の5割程度の価格で購入することができます。
医薬品を製造する際にの特許には、通常20年間という期限が定められており、この間では新薬の製法および有効成分についての固有の権利が、法律によって手厚く守られております。

しかし、新薬の開発には、10~15年という多大な歳月を要する事が一般的で、さらには、国から認可をとることができるまでに、さらに長い時間がかかります。
ですので、新薬が市場に流通するころには、特許期限が切れていることが多く、製法および有効成分が共有の権利となり、他のメーカーの参入が可能となります。

(※特許の期間は、最大で5年間の期間延長が認められております。)

そうして、先発医薬品とほぼ同じ効能を持つジェネリック医薬品が、同時期に市場に流通されるようになるのです。

※ バイアグラの特許は切れて国内正規品のバイアグラのジェネリックは、2014年5月26日(月)より発売を開始されています。
当院は、東和薬品のバイアグラジェネリックである『シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」』1錠 1,000円(税込)とキッセイ薬品の『シルデナフィル錠 50mgVI「キッセイ」』1錠 1,000円(税込)を処方しています。

「ジェネリック」ってどんな意味?

ジェネリック医薬品の「ジェネリック(generic)」という単語は、「一般的」「総括的」という意味をあらわしている単語です。
バイアグラの後発薬品を称して、バイアグラジェネリック医薬品といいます。※バイアグラは、開発元のファイザーがつけた名称です。
後発医薬品には、バイアグラとは別の名称がつけられます。
欧米の医療現場などで後発医薬品を処方する際には、医療品に含まれている有効成分の名前で呼ばれる事が多く、総称としてジェネリック医薬品と呼ばれるようになりました。

なお、バイアグラに含まれている有効成分は「シルデナフィル」という物質ですが、日本国内では、その名称よりも「バイアグラ」が、広く認知されています。

ジェネリックバイアグラの動向・・・

最初に開発された先発医薬品と同じ有効成分を含んでいるのが、ジェネリック医薬品です。そのため、ジェネリック医薬品の効き目は、先発医薬品と同じように期待できることが多いです。

また市場価格もジェネリック医薬品は、先発医薬品と比べると5割ほど安いです。

最近では、バイアグラジェネリックをインターネットを利用して、個人で入手する方がいらっしゃいます。
しかし、この行為は大変危険なリスクをはらんでいます。
医師の診断を通さずに入手したお薬を服用すると、一緒に飲む事が禁止されているお薬との併用を、わからずにやってしまうリスクがあります。
その場合深刻な副作用を招く恐れがあり、ご自身の命にかかわることもございます。

それにインターネットで入手した場合、そのお薬が不純物を多く含む偽物だった、というケースもございます。
服用する前に一度クリニックまで、ご相談をおよせください。

なお、日本国内でもバイアグラジェネリックは、2014年に発売されています。
その製造元となる企業の名称と医薬品名称は、以下です。

【ジェネリック医薬品メーカー】

  • 東和薬品株式会社
    シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」←販売承認日 2014年5月19日 2014年5月26日より発売開始
  • キッセイ薬品工業
    シルデナフィル錠50mgVI「キッセイ」←販売承認日 2014年8月12日 2014年11月17日より発売開始
  • 株式会社陽進堂
    シルデナフィル錠50mgVI「YD」←販売承認日 2014年6月23日
  • あすか製薬株式会社
    シルデナフィル錠50mgVI「あすか」←販売承認日 2014年6月23日
  • テバ製薬株式会社
    シルデナフィル錠50mgVI「テバ」←販売承認日 2014年8月12日
  • シオノケミカル株式会社
    シルデナフィル錠50mgVI「SN」←販売承認日 2014年8月12日
    (販売:アルフレッサファーマ)
  • 富士化学工業
    シルデナフィル錠50mgVI「FCI」←販売承認日 2014年9月17日
  • 大興製薬株式会社
    シルデナフィル錠50mgVI「DK」←販売承認日 2014年9月17日
    (販売:本草製薬株式会社)
  • 沢井製薬株式会社
    シルデナフィル錠50mgVI「サワイ」
⇒ 当院では取り扱っておりません。

海外で販売されているジェネリックED治療薬

  • カマグラ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • ぺネグラ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • カベルタ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • シラグラ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • タダリス・・・(インド製シアリスジェネリック)

※ インドでは、成分に対する特許を設けることが認められていません。よって合法的に製造・販売が可能です。

【個人輸入の問題点】

インド製のバイアグラジェネリックを個人輸入など、インターネットを利用して入手する場合、怖いのは偽物をつかまされることです。
幸い日本人はブランド志向が強いため、インターネットで購入することに不安を感じる方は多いのです。

しかし、実際にバイアグラの劣悪品をネットで購入してしまい、服用した際に副作用に見舞われた事例もございます。
安全のため、医薬品を購入する際は、医師の診断を通して処方してもらいましょう。

※ インドの正規バイアグラは、国際的にも信頼できる企業が製造をいますので安全です。 問題なのは、入手経路が不明な個人輸入では、その正規品が回ってくる保証がなく、偽物が送られてくる可能性があるということです。

※ インドでは成分特許がありませんので、バイアグラジェネリックの国内製造をおこなえます。

関連リンク
ファイザー製薬提供 ED治療薬情報サイト

VIATRIS製薬提供 ED治療薬情報サイト

日本新薬株式会社提供 ED治療薬情報サイト

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万有製薬(現:MSD)提供 プロペシア情報サイト

ORGANON提供 プロペシア情報サイト

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