シアリスは、服用後36時間まで有効性が認められた長時間の持続効果が期待できる勃起不全治療薬です。
食事の影響を受けにくいため、服用するタイミングに気を遣う必要がありません。
お薬の効果は24時間以上持続しますので、プレッシャーを感じることなく自然な流れで性行為を行うことができます。
なお、当クリニックで処方しているシアリスは、日本新薬株式会社が販売を行なっている純正品です。
現在、シアリスは世界100カ国以上の医療機関で処方されており、1000万人以上の患者様の悩みを解消しています。
日本では2005年9月に承認申請がおこなわれ、2007年9月に販売が開始されました。
なお、当クリニックにて処方いたしております純正シアリスは、日本イーライリリー株式会社が製造元、日本新薬株式会社が販売元となっております。
シアリスとは
シアリスの特長は、服用してから約36時間という長時間の効果が期待できることです。
レビトラやバイアグラの持続時間は4時間~6時間ほどの短時間しかないため、患者様の中には服用するタイミングに気を遣われてしまい、あせりや精神的プレッシャーを感じる方もいらっしゃいます。
お薬の効果としては、レビトラやバイアグラといった他のED治療薬と比較すると弱めですが、持続時間が長いため、自然な流れで性行為をすることができます。
シアリスの効果
- シアリスは勃起不全の治療を目的としたED治療薬です。
精神的プレッシャー、勃起持続力の低下、体調などにより、満足な勃起を得られない方にシアリスを処方させていただいております。 - シアリスは服用後36時間ほどの持続効果が期待できます。
- 食事の影響を受けることのないお薬なので、食前・食後に関わらず患者様のタイミングで服用することが可能です。(健康状態・体質などで効果に個人差があります。)
シアリスの服用方法
- シアリスは通常お水と一緒に服用します。ビールなどのアルコールと一緒に服用しても健康に害はありませんが、大量のアルコールを摂取すると十分な効果を得られない恐れがあるので、適量に抑えることが大切です。
- お薬の服用は1日1回までとし、次の服用まで必ず24時間以上空けるようにしてください。(※腎障害のある方は、次の服用まで48時間以上間隔を空ける必要があり、必ず医師の指示に従ってください。)
- 服用するタイミングに制限はなく、服用から36時間持続効果がありますので、患者様のタイミングでお飲みいただけます。
- 飲み薬・舌下錠・貼り薬・吸入薬・注射・塗り薬・スプレーなどの硝酸剤が併用禁忌薬ですので、これらを服用している方にはシアリスの処方はできません。
- シアリスは食事の影響を受けにくいお薬なので、食前、食後などどのタイミングで服用しても満足な効果を得ることができます。
- 外部刺激、性的な興奮を感じることで、シアリスの効果が現れ、勃起を促進します。
◎シアリスは、外部刺激や性的興奮を受けることで、自然な勃起を促し、勃起を持続させるED治療薬です。
シアリスを服用することで、陰茎の血管を広がりやすくし、勃起不全の症状を改善することが可能です。
通常、男性器は外部刺激や性的興奮を感じることで陰茎の中の血管が広がり、海綿体に血液が充満して勃起という症状が起こります。
勃起不全の症状とは、海綿体への血液の充満が正常に行なわれないため満足な勃起が起きない、持続できない状態のことです。
シアリスを服用して一定時間経過するとお薬の有効成分が体に行き渡り、外部刺激や性的興奮を与えることで、勃起がしやすくなります。
服用後36時間という長時間の持続時間があるため、あせることなく患者様のペースで性行為を楽しむことができます。
※ シアリスには興奮剤のような効果はありません。あくまでも勃起の補助を目的としたED治療薬だとご理解ください。
◎長時間効果が持続するので、ご自身の生活スタイルに合わせて服用できます。
シアリスの服用後約36時間という長い持続時間があるので、レビトラやバイアグラといった他のED治療薬のように性行為の直前に服用する必要はございません。
朝、起床時に服用すれば、次の日の夜までお薬の効果が持続します。
服用のタイミングに気を遣わないといけなかった従来のED治療薬は、持続効果が4時間から6時間ほどしかないため、患者様の中には焦り・プレッシャーを覚える方もいらっしゃいました。
シアリスならば、服用から36時間の持続効果が期待できるで、ご自身の自然なペースで性行為を行うことが可能です。
シアリスの副作用
日本での国内用量反応試験において、以下のような副作用が確認されております。
- 頭痛11.3%
- 潮紅5.1%
- ほてり3.5%
- 消化不良2.3%
海外で行なわれたプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験において、以下のような副作用が確認されております。
- 頭痛12.6%
- 消化不良6.8%
- 背部痛3.1%
- 筋痛2.8%
- 潮紅2.5%
- 鼻づまり1.7%
- 四肢痛1.7%
※ ED治療薬で頭痛やほてりといった副作用は、頻繁にみられます。
それらの副作用はお薬が体に吸収され、効いてきた証拠のようなものだとお考え下さっても問題ございません。
症状は一定時間経過するとおさまりますが、万が一改善されない場合は担当の医師に相談し、適切な処置を受けてください。
※ 硝酸剤などの併用禁忌薬を服用している方がシアリスを併用してしまうと、重大な副作用を招く危険があります。
他のお薬を服用されている場合は、必ず医師にそのお薬の名称をお伝えし、指示に従ってください。
シアリスの注意点
- シアリスは食事の影響を受けにくいお薬ですが、全く影響を受けないわけではございません。
シアリスの効果を十分発揮させるためには、バイアグラ・レビトラといったED治療薬と同様に空腹時や食べ物の消化を待ってから服用する必要があります。 - 硝酸剤などの併用禁忌を服用している方は、血圧が急激に低下するなど重大な副作用を招く危険があるので、絶対に本商品を服用しないでください。
服用に注意すべき場合
- 腎臓に問題のある方
- 肝臓に問題のある方
- 過去に視力喪失の経験のある方
- 屈曲やしこりなど陰茎の病気のある方
- 高齢で体力が衰えている方
- 血液の病気(白血病・鎌状赤血球貧血症・多発性骨髄腫)がある方
- 心臓病、高血圧症、排尿障害などの持病をお持ちの方や過去に経験のある方
- ED治療をすでに行なっている方や他の勃起不全治療薬、勃起補助器具を使用している方
- 出血が止まりにくい病気をお持ちの方、消化性潰瘍のある方
◎インターネットなどを利用した個人輸入の危険性について
インターネットではシアリスのコピー商品が多く流通しています。
コピー商品には正規の有効成分とは違う不純物が多く含まれており、勃起の効果が全く期待できない商品まで流通しています。
それらの薬品を服用してしまうと健康に害を与え、他のお薬との飲み合わせによっては命に関わる重大な副作用を引き起こす危険もあります。
シアリスを安全に服用していただくためにも、信頼のできる医療機関で、医師の指示に従い処方してもらうことを強くお勧めいたします。